甲斐市立 竜王西保育園

感染性の胃腸炎の流行時期に備えて

2024年6月14日    ブログ

今年は感染性の胃腸炎は流行していませんが、毎年感染する園児がいます。

主な症状は嘔吐や下痢で、脱水を合併する事があります。吐物や便からは100万から10億個ものウイルスが存在すると言われ、空気中のウイルスを吸い込んだり、ウイルスを触った手などを介して感染していきます。

そのため、嘔吐があった場合は、いつでも素早く対応して、感染拡大を防止できるように先生たちと実践練習を行いました。

子どもの背の高さを想定し、1メートルくらいの高さから嘔吐物を飛ばします。

事前に疑似嘔吐物(パンと水分で)を給食の先生にお願いして用意してもらい、かなりリアルな状況を想定しての研修になりました。

                       

感染性胃腸炎の特徴として、糞便や嘔吐物に含まれるウイルスの量がかなり多く、少量でも感染力がとても強いです。また、どの年齢層にも感染が拡大します。

だからこそ、確実な処理方法を身に着け、とっさの対応に備えて、感染拡大防止に努めていこうと思います。


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