保健給食指導~夏の水分補給について~
2023年7月27日 ブログ
7月の保健給食指導は「夏の水分補給」についての話をしました。
あおレンジャーが紙芝居を読んで、水分補給の大切さについて伝えました。
体は汗をかくことで、体内の熱の上昇を抑えて、体温上昇を防ぐことができること。
喉が渇く前に、水や麦茶やお茶などを飲むこと。
外遊びの時は、帽子を被ること。適度に木陰で休憩をとりながら、水分補給をすること。
具合が悪くなったら、先生や大人に伝えること。
熱中症は命にかかわる大変な状態であることを説明しました。
次はピンクレンジャーの出番です。
常温の砂糖水と冷たい砂糖水(どちらもコカ・コーラと同じ分量の砂糖が入っています)を子どもたちに飲み比べしてもらいました。
冷えている砂糖水は美味しくて飲みやすいけど、常温の砂糖水は甘すぎて気持ち悪いと言っていました。
また、角砂糖を1個ずつ配って、実際に食べてみてその甘さを確認してもらいました。
子どもたちは「甘くて美味しい」と喜んでいました。けれども・・・
ジュースの中には、たくさんの角砂糖が入っています。
1個なら美味しくて食べられるけど、10個も20個も食べたら気持ち悪くなってしまいますね。
砂糖を摂りすぎると、虫歯や肥満、生活習慣病などの病気になってしまいます。
また、イライラと怒りやすくなる(キレやすくなる)とも言われています。
また、夏野菜にもたくさんの水分が含まれているので、夏野菜で水分補給するのも大切だということを伝えました。
~あおレンジャーとピンクレンジャーからお家の方にお願い~
夏場の水分補給はとても大切です。喉が渇く前にこまめに水分をとることが重要です。
早く寝て体を休め、朝ごはんを必ず食べて登園してください。
水分補給にはポカリスエットが良いと思われがちですが、水や麦茶、お茶、牛乳などの甘くないもので十分です。
また、寝ているときに汗をかいてたくさんの水分を失っています。
朝食に味噌汁やスープなどを飲むと、水分と塩分が摂取できますので、熱中症対策に効果的です。ぜひ、朝食に汁物を取り入れてみてください。